6歳からピアノを始める。小学校3年生の時に、作曲コンクール小学生部門で入賞。中学校ではブラスバンドでフルートを担当する。

高校を卒業する頃からはクラシック以外に色々な分野に興味を持ち、都内のライブハウスで活動する。後にジャズに興味を持ち、1987年にボストンのバークリー音楽院に留学し、主席で卒業。その後日本に一時帰国し、多くのミュージシャン（高嶋宏、三槻直子、田鹿雅裕、加藤真一、佐々木悌二、安カ川大樹、三浦哲男、広瀬潤次、木村由起夫ら）と共演、またアメリカからルイス・ナッシュ、クリスチャン・マクブライトらが訪れセッションを重ねる。

1996年、NYに渡り勉強をし直す。ロングアイランド大学で全額奨学金を得て主席で卒業後、NY大学の大学院に進み，ジム・マックニーリ（ヴィレッジ・バンガード・オーケストラのアレンジャー/ピアニスト）に作曲を学ぶ。彼女の曲「Way Up West」がNY大学ジャズアンサンブル 「Dancing In Frame」のCDに選ばれレコーディングする。

またアレンジをデビッド・マシューズに師事する。その後マンハッタン音楽大学の大学院に転校し、ケニー・バロン、デイブ・リーブマン等に師事し、2004年5月に卒業する。

現在は自己のトリオで活躍したり、色々なミュージシャン達と一緒に演奏をするかたわら、BMIジャズワークショップのメンバーに選ばれビッグバンドのアレンジにも専念している。カウント・ベイシー・オーケストラやデューク・エリントン・オーケストラで活躍したブラッド・リーリ率いるオーケストラでアレンジを手がけ、彼の次のアルバムでオーケストラアレンジを全曲担当することになっている。

出演したジャズクラブは, Blue Note NY、Up Over Jazz Café、Sophia's、Cleopatra's Needle、Kavehaz、Arthur's Tavern、Night of The Cooker、Arturo's、Danny's、Cafe Mozart、Cucuinaなど。NY在住。

【オフィシャルホームページ】
http://homepage2.nifty.com/hiromi-kasuga/