1961年、アルゼンチン、コルドバ州に生まれる。
Astor Piazzolla, Alberto Ginastera, Bela Bartokなどの作曲家たちの影響によってGerardo Di Giustoはジャズやアルゼンチンのフォーク音楽のセンスを身に付けた。
アルゼンチンで工学の勉強をした後、完全に音楽のキャリアをつむことに専念するためにパリに渡る。
1985年から1988年にかけ音楽理論をel Conservatorio Regional de Saint Maur(日本でいう音大)で、そしてピアノと編曲法をC.I.M.(パリのジャズ学校)でLaurent Cugnyに師事した。
数年間フランスで、Julien Loureau, Julia Migenes, Mercedes Sosa, Orlando Poleo, Pierre Blanchard,J.J. Mosaliniなどの著名なアーティストと編曲者やピアニストとして活動をともにする。
特に話題になったのは、アストル・ピアソラ楽団の歌手でもあった、アメリ−タ・バルタ−ルとのヨ−ロッパツア−でバンドマスタ−をつとめたことである。
1994年から1998年にかけオーケストラ指揮法をla Escuela Normal de Musica deParisにてDominique Rouitsに師事した。そして指揮法の修士を取得した。その当時までには、かれの作品は主に器楽曲が中心となっている(それ以外には25種の楽器による喜劇ミュージカル"L’Amour, it’s not a game" -1991などがある)
1998年からより重要な作品を手がけ始めた。
合唱用や南米のフルート、パーカッションとピアノのトリオのためのオラトリオ「エル・アルカンヘル」はTeatro de Agen, Teatro Odyssud, Teatro de Villeneuve sur Lot等で15回以上も公演されている。
室内楽「弦楽のためのアルゼンチン音楽」は大きな反響を呼び、la Orquesta deCamara de la Provincia de Cordoba(アルゼンチン)やL'Orchestre Dionysos(フランス)等のレパートリーでも演奏されている。
2001年から2002にかけては大きなプロジェクトを同時進行させている。
フランス空軍からの依頼により「la Suite Concertante pour Piano etOrchestre a Vents」を作曲し新たに結成されたla Camerata Ambi-gua(弦楽器とピアノの5重奏団)と名声のあるフランスのホールなどで演奏した、CDも録音している。この時期、バンドネオン協奏曲や吹奏楽隊のための作曲もしている。
20002年10月、03年1月にはオ−ケストラを率いて、ピアノのためのコンサ−トを行い、絶賛された。
その後もジャズ、フォルクロ−レ、クラシック、タンゴ、ラテン、フュ−ジョンなどの幅広い音楽活動を南米、ヨ−ロッパなどで展開中。
【オフィシャルホームページ】
http://www.gerardodigiusto.com/