井上淑彦写真
井上 淑彦(Toshihiko Inoue)
/Tenor saxophone,Soprano saxophone

1952年2月25日横浜生まれ。

中学でクラリネット、高校でキャノンボール・アダレイ、ソニー・ロリンズに魅せられ、テナーサックスを手にする。19歳、自己のバンドで「新宿ピット・イン デビュー」

【参加レコード及びCD】
*森山威男/「マイディア」(All ecomposed by INOUE)「イーストプランツ」(All ecomposed by INOUE)「グリーンリバー」(All ecomposed by INOUE exept 1 song)ドイツライブ録音、「ライブ アット ラブリー」「虹の彼方に」「マナ」
*鈴木良雄/「フィアリーテール」「タッチ オブ レイン」「アローン イン ザ パシフィック」
*辛島文雄/「アバンティ」「JOY」「I LOVE YOU」(六本木Pit−innライブ録音)
*佐山雅弘/「The Gombo」「シャッフル」
*加古隆/「スクロール」
*中本マリ/「ニュー スイング ストリート」
*金井英人/「アランフェス協奏曲」「WHAT TBM」
*丸山繁雄/「Yu−Yu」「丸山繁雄「酔狂座」オーケストラ キックオフ」
*宮坂高史/「ソウル トマト」
*ギャリイ/「「イン ジャパン」
*布川俊樹/「ヴァリス」
*石黒ケイ/「アンダートーン」
*イング プロジェクト/「ゲット ザ グローリー」など

【海外ツアー】
*向井滋春、梅津和時、佐山雅弘、古野光明、東原力哉、井上によるバンド“イング プロジェクト”でモスクアなどロシアツアー
*森山威男グループで、ジャズフェスなどのヨーロッパツアー2回
*鈴木良雄&The森山威男(ds)、鈴木良雄(b)、辛島文雄(p)、佐山雅弘(p)、金井英人(b)らと共演。森山グループでは多くのレパートリーを作曲、ヨーロッパ・ツアーにも参加した。

井上淑彦写真【ドルフィーと言えば「Fuse」!】
そもそも「Fuse」は私が1995年7月から約2年半の休業を経て’97末、森山威男バンドでの復帰後、’98 7月、浜松(静岡)の親友―と、言っても10歳年上ですが―松本皓司氏(2000年10月3日に亡くなりました)の依頼で、その為に集めたメンバー 田中信正(p)坂井紅介(b)つの犬(ds)による全曲書き下しのオリジナルで行った復帰コンサートが始まりですが、実は、そのコンサート直前のドルフィーでのライブが初演です。

以来、今年('07)で9年目を迎えようとしています。この個性的なメンバーによるバンドがこれだけ続いているのは、毎回スリリングで予想不可能な展開となり、マンネリ化せず、それぞれが常に破壊する事を恐れぬ勇気を持っているからだと思われます。pp〜ffまでダイナミックレンジの広いのも特徴かな・・。
横浜では基本的にドルフィー以外では演奏しないというポリシーのもと現在に至っています。

【DISK '99 Fuse 1st「Fuse」 '03 2nd「Grasshopper」 '07 1.24発売 3rd「Fuse Live」  いずれもewe イースト・ワークス・エンターテイメント】

まあ ポリシーの他に、マスター恒(つね)さんとの繋がりもあります。ドルフィー本牧時代の「60円のテキーラ」伝説は今や有名な話です。ドルフィーでは「Fuse」の他にも毎月ソロやデュオ、SPライブやプロジャムなど私にとってまさに活動拠点!ホームです。

 最近('06 2月から)若手を集めたバンド、佐藤芳明(アコーディオン)林正樹(ピアノ)仙道さおり(パーカッション)からなる「Clepsydra(クリプシドラ・古代の水時計)」を結成しましたが、残念ながらドルフィーではお聴かせできません。これも私のポリシーからで、横浜では関内「かもめ」でしか聴けません(基本的に)。このホームページには蛇足でしたか・・・。

 とにかく「Fuse」はこれからも進化し続けます。(私がしっかりしていればの話。私にかかっている・・・)
日本全国でも確実にファンは増え、楽しみにされていつろ思うと私自身、身の引き締まる思いです。これからも「Fuse」ご贔屓のほどを!ホームであるドルフィーで楽しんでください。また、まだ聴いたことの無い方々も是非、体験していただきたいと切に願うものであります。

’07 2 1井上淑彦

【ホームページ】
http://blog.goo.ne.jp/inoueouen

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