本名ヤドランカ・ストヤコヴィッチ、1950年生まれ。
歌手。また個性的な画家としても知られている。300万枚のヒットも生み出した旧ユーゴスラビアの国民的歌手。
ボスニア・ヘルツェコビナ共和国のサラエボ出身。
両親の離婚後、アドリア海に面したドゥブロウニックの祖父、母の家で育つ。16歳の頃から叔父のジャズ,グループに加わり、ベースやヴォーカルを担当。ヨーロッパ中をツアーして回る。音楽活動を続けながら、21歳でフィロゾフスキー大学に入学。さらにサラエボ国立美術大学で絵画を学ぶ。
1984年のサラエボ冬季オリンピックで公式テーマソングを歌い話題となる。同年、ユーゴスラビア芸術大賞を受賞。初来日。いったん帰国後、1988年に再来日。以来、日本を拠点において活躍。
90年代に東芝EMI、オーマガトキにアルバムを発売、ライヴハウスを中心に活動。
94年には新潟で旧ユーゴスラビア難民救援チャリティー・コンサート「サラエボよ明日は」に出演。
日清製粉「新・青の洞窟」、ソニーのテレビ「WEGA」等のCMへの楽曲提供、ソニー・ミュージックのコンピレーション『image』や坂本龍一主催による〔地雷ZEROキャンペ−ン〕への参加など、メジャー/マイナーの垣根を飛び越え幅広い活動を行っている。
【オフィシャルホームページ】
http://www.info-russia.net/jadranka.htm